SUSUMU UCHIDA 内田進の世界

伊豆の国からつれづれに

超細密 魚イラスト複製画 限定販売!

今年も鬼怒川の渓谷へ降り立つ・・・・・・

2018.05.29 Tuesday

鬼怒川というと思い浮かぶのはたいていドーンと開けた河原だろう。そこにはドデカイ山女魚がいる事も、もちろん先刻承知だ。が、そんな開けた場所より、この緑深い渓谷美に満ちた谷底の岩をはむ流れの前に立ちたいという願望の方が強い。

そう、その場所にたどり着くまでの全てがストーリーなのだ。時にザイルを使い険悪な足場に注意しながら、木付き草付きの急斜面を一歩一歩下っていくと、突然視界が開け清冽な流れが眼の前に飛び込んでくる。額には薄っすらと汗が滲んでいる。また今年もこの谷底の流れの中に棲んでいる魚に会いに来た。

実はこの川のある処に、そこでしか観ることのできないブルーバックといえばよいのか、背全体がうっすらと青みががったヤマメが釣れる場所が一ヶ所だけあるのだ。何と幸運なことに今回、鬼怒川初釣行のEndo さんと、そして小生と一匹づつ、その魚体を現認出来たのだ、、、、。

ライン下りの観光客は、どうやってこの河原に降り立ったのか、なぜこんな処に釣り人がいるのかって思っているに違いないね。

増水時はこの岩盤の上を滝の様に水が流れる! 今回は運良く水が少ないので助かった。そう桃源郷の入り口の様な入渓ルートだ。

毎回、ニジの大物が必ずその姿を見せてくれる場所、ライン8ポンドをいとも簡単に切られ、10に変えたら今度はフックを伸ばされた。その出来事の一部始終をEndoさんに観られ、もう笑うしかない。毎年毎年、同じことの繰り返しだ、、、、、。

これは先年のニジ、、、、これでも小さい方なのです。

可愛いのがヒットしたのをEndoさんに観られてしまった。

鬼怒川に初お目見えのEndoさん、狩野川みたいに簡単にはいかないよォ〜ッ!

それでもEndoさんのがやってくれました。50cmのニジマス、で、画像はこれ一枚だけ、アッという間に逃げていった。

これが、とあるポイントでしか釣れない背がブルーががったヤマメ、背の黒点が異常に大きく、また数が少ない。生息している環境で偶然そうなるのか、それともDNAか、画像よりも実際の個体の方がはるかに青みが強い。何時までも人知れず生きていてくれるのだろうか、、、、姿を見たい! いやもう釣ってはならない! どうすりゃいいんだよ、、、、。

と思えば、こんなヤマメも、こちらは頭から背にかけて小さな黒点が異常に多いい。魚を描くことを仕事にしている小生にとっても、ここは不可思議な場所だ。そう、釣りをしていると、何か「ゾーン」の様な未知の領域に入り込んでしまったのではないか、そんな不思議な感覚に包まれることが稀にある。今回もそうだったのか? 

 

 

| 日記 | 17:25 | comments(14) | trackbacks(0) |

5月19日を迎え、狩野川の遊漁規則に一言・・・・・・

2018.05.24 Thursday

今年の狩野川は3月の解禁当初から、理想的ともいえる水位を維持したまま今日現在に至り、5月20日、アユ釣りの解禁を迎えたのだが、そのオトリにいきなり良型のアマゴが掛かった、、、、と言う話があちこちから聞こえてきた。

そう、例年本流のルアーフライがクローズ(山田川より下流は7月末日までルアーフライ可)する時期になると、ようやくグットサイズのアマゴやサツキが姿を見せる様になるのだ。ルアーフライマンにとっては、まさにこれからと言う矢先の本流明け渡しとなる。アマゴ、ニジマスの年券を毎年購入しているのだが、果たして「年券」と言えるものなのか大いに疑問を感じる。

確か2007年、狩野川は全河川でルアーフライの遊漁(9月末日まで)を認可した経緯があると記憶しているのだが、同年、大見川でアユ釣り師とルアーマンとの間にトラブルが発生し、警察が出動するという不幸な事件となり、それ以降、狩野川は現行の遊漁規則に変更され現在に至っていると聞き及んでいる。

この問題の本質は、どちらが悪いか白黒をつければそれで解決という事ではなく、釣りを通し一個の人間として、いかに紳士に、そして真摯に対応すべきかという事が問われているのであり、さらに民主社会を構成する一員としてのモラルが問われた教訓となる出来事であったと考えたい。

ブランドリバー狩野川のアユにとどまることなく、アマゴやサツキマスも伊豆の山野を基とした豊かな自然のシンボルなんだという事を深く認識すると同時に、川は皆のものであり、それぞれ一人一人の釣り人が、お互いの立場を尊重しマナーを守り、川の恵みを等しく享受し合える日が来ることを切に願っているのです。

 

本流クローズ間際、Endoさんの28cmと杉本さんの32cm。

| 日記 | 09:39 | comments(6) | trackbacks(0) |

マス釣りの聖地、奥日光・丸沼解禁を釣る

2018.04.30 Monday

一世紀ほど前、日本で初めてアメリカ原産のニジマスが放流された場所が奥日光の丸沼だ。丸沼一帯は千明財閥と言う個人が所有している為、マスを移入放流が出来た。ひと昔前、この場所に小説家の故開高健、井伏鱒二、福田蘭堂、常見忠などのオールドアングラーが集い、中禅寺湖と共に日本のルアー、フライの歴史が始まった。そう、マス釣りの聖地と言っていい場所が丸沼といえる。

4月26日の解禁日に備え、前日から現地入りし湖畔にあるホテル「環湖荘」に宿をとった。今回の釣りは日本釣りジャーナリスト協議会の森本義紀氏のお誘いを受けてのこと。

湖からの解禁日風景、平日という事もあって、この日の遊魚者は立ち込み、ボートと合わせて102名、混雑せずちょうど良いのではと感じた。中央林の奥に「環湖荘」。

左から森本氏、同氏の友人、石田氏。そして(株)スミスの専務取締役、玉越氏。さらに小生と、いずれも70歳、、、、、、好きなことを仕事にすると、幾つになっても元気に生きていけるという見本であります。

 

森本氏、一つ一つの動作にキャリアというものが自然とにじみ出る、、、、。

小生、15年ほど前から愛用していたアラスカで買ったお気に入りの帽子が、この後突然吹いた一陣の風にあおられ、丸沼の湖底に消えていったのだった、、、、。

 

帰路、丸沼より沼田方面にやや下った処、「白根魚苑」を訪ねた。右側の方が管理責任者の星野さん。

片品川沿いの広大な土地を利用て造られた養魚場で、その規模はおそらく日本でトップクラスではと感じた。上流部から下流部へと大きな養魚池が幾つもありニジマス、ヤマメ、イワナなどが飼育されている。もちろんここも千明財閥が所有管理しており、丸沼に放流されている魚たちもこの場所で育てたものだ。それにしても凄い。

養魚池をバランスよく配置した広大な自然公園と言った趣だ。

 

 

| 日記 | 08:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
| main | >>