SUSUMU UCHIDA 内田進の世界

伊豆の国からつれづれに

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大減水の利根川本流を釣る・・・・・・

2018.06.19 Tuesday

毎年6月の中旬、ダムの放水が絞られると利根川本流は背丈ほどもあった水が一気に落ち、歩いて対岸に渡れるほどの水位になる。

その水の落ち際、ヤマメが面白いように釣れる。あくまでも「落ち際!、、、」と、川から3分の所に住んでいるという地元本流釣師が教えてくれた。それが何時なのか、地元に住んでいれば、そのタイミングでロッドを抱いて川にすっ飛んでいけば良いのだが、、、、。

で、東京在住の頃は利根川のほとりにある松居釣具店さんから、川の水が引き始めると、いつも連絡が来ることになっていたのだ。 ある時、アラスカ釣行から戻ったその日に、何と件の釣具屋さんから「内田さん、つい今しがた川の水が引き始めました! 釣りをするなら今ですよ!」 と電話がかかって来た。 翌日、時差ボケの体で関越道をカッ飛び大減水の利根川の岸辺に立ったのは言うまでもないのだが、足を滑らせ膝位の水深の流れにダイブ、、、、そう、流れの中にへたり込んで一人でヘラヘラと笑ってしまったのだった。

で、今回、伊豆に越してから17,8年ぶりの利根川。事前情報で利根川は釣行3日前に減水が始まり、水位が落ちた状態で安定し始めているとの事、東京在住の釣友2人と現地で合流、一泊二日の釣りの旅が始まったのだった。

 

手前の石の横線が普段の水位跡、軽く1M以上の減水。

流の中の大岩も普段は水中、、、、ここに魚が居なけりやあ何処にいるんだと言いたくなるポイント。で、狙いどうりにいいサイズが出たけど足元が滑って、、、、。

テラスの様になっている足元も普段は水の中。小さなスプーンを操るS氏、減水の川にとても有効と診た。

あんな場所まで普段は入っていけない、対岸に渡れてしまう深さだ。

若い頃は三社祭で毎年神輿を担いでいた東京下町在住のK氏、体が大きいので尺近いヤマメも小さくなっちやうぜ。

やっぱりヤマメはいいなァ〜〜。

今回出たヤマメは、ほとんどが尺に少し足りないサイズばかりだったが、伊豆の川も先の鬼怒川も、さらに会津阿賀川もニジマスが増え、アマゴもヤマメも魚影が薄いのに比べ、利根川はしっかりとヤマメの川だったので何だかホットした気分になれた。今回は阪東橋近辺の大物狙いではなく、綾戸ダムから下流を狙ってみた。それにしても水の引いた河原の石にはヌルがベットリで非常に危険な遡行だった。油断すると大怪我となってしまうので十二分な注意が必要と感じた。

対岸の白い部分は普段は水中。ここでヤマメ二匹、イワナ一匹が出た。このポイント今回、最も雰囲気のある場所と診た。減水時より平水の方がかえっていい結果が出るかもしれない。小雨の降るような夕まずめ、あるいは夜の明けきらない早朝だったら、、、、何かが起こるかもしれない。

| 日記 | 16:01 | comments(4) | trackbacks(0) |

今年も鬼怒川の渓谷へ降り立つ・・・・・・

2018.05.29 Tuesday

鬼怒川というと思い浮かぶのはたいていドーンと開けた河原だろう。そこにはドデカイ山女魚がいる事も、もちろん先刻承知だ。が、そんな開けた場所より、この緑深い渓谷美に満ちた谷底の岩をはむ流れの前に立ちたいという願望の方が強い。

そう、その場所にたどり着くまでの全てがストーリーなのだ。時にザイルを使い険悪な足場に注意しながら、木付き草付きの急斜面を一歩一歩下っていくと、突然視界が開け清冽な流れが眼の前に飛び込んでくる。額には薄っすらと汗が滲んでいる。また今年もこの谷底の流れの中に棲んでいる魚に会いに来た。

実はこの川のある処に、そこでしか観ることのできないブルーバックといえばよいのか、背全体がうっすらと青みががったヤマメが釣れる場所が一ヶ所だけあるのだ。何と幸運なことに今回、鬼怒川初釣行のEndo さんと、そして小生と一匹づつ、その魚体を現認出来たのだ、、、、。

ライン下りの観光客は、どうやってこの河原に降り立ったのか、なぜこんな処に釣り人がいるのかって思っているに違いないね。

増水時はこの岩盤の上を滝の様に水が流れる! 今回は運良く水が少ないので助かった。そう桃源郷の入り口の様な入渓ルートだ。

毎回、ニジの大物が必ずその姿を見せてくれる場所、ライン8ポンドをいとも簡単に切られ、10に変えたら今度はフックを伸ばされた。その出来事の一部始終をEndoさんに観られ、もう笑うしかない。毎年毎年、同じことの繰り返しだ、、、、、。

これは先年のニジ、、、、これでも小さい方なのです。

可愛いのがヒットしたのをEndoさんに観られてしまった。

鬼怒川に初お目見えのEndoさん、狩野川みたいに簡単にはいかないよォ〜ッ!

それでもEndoさんのがやってくれました。50cmのニジマス、で、画像はこれ一枚だけ、アッという間に逃げていった。

これが、とあるポイントでしか釣れない背がブルーががったヤマメ、背の黒点が異常に大きく、また数が少ない。生息している環境で偶然そうなるのか、それともDNAか、画像よりも実際の個体の方がはるかに青みが強い。何時までも人知れず生きていてくれるのだろうか、、、、姿を見たい! いやもう釣ってはならない! どうすりゃいいんだよ、、、、。

と思えば、こんなヤマメも、こちらは頭から背にかけて小さな黒点が異常に多いい。魚を描くことを仕事にしている小生にとっても、ここは不可思議な場所だ。そう、釣りをしていると、何か「ゾーン」の様な未知の領域に入り込んでしまったのではないか、そんな不思議な感覚に包まれることが稀にある。今回もそうだったのか? 

 

 

| 日記 | 17:25 | comments(14) | trackbacks(0) |

5月19日を迎え、狩野川の遊漁規則に一言・・・・・・

2018.05.24 Thursday

今年の狩野川は3月の解禁当初から、理想的ともいえる水位を維持したまま今日現在に至り、5月20日、アユ釣りの解禁を迎えたのだが、そのオトリにいきなり良型のアマゴが掛かった、、、、と言う話があちこちから聞こえてきた。

そう、例年本流のルアーフライがクローズ(山田川より下流は7月末日までルアーフライ可)する時期になると、ようやくグットサイズのアマゴやサツキが姿を見せる様になるのだ。ルアーフライマンにとっては、まさにこれからと言う矢先の本流明け渡しとなる。アマゴ、ニジマスの年券を毎年購入しているのだが、果たして「年券」と言えるものなのか大いに疑問を感じる。

確か2007年、狩野川は全河川でルアーフライの遊漁(9月末日まで)を認可した経緯があると記憶しているのだが、同年、大見川でアユ釣り師とルアーマンとの間にトラブルが発生し、警察が出動するという不幸な事件となり、それ以降、狩野川は現行の遊漁規則に変更され現在に至っていると聞き及んでいる。

この問題の本質は、どちらが悪いか白黒をつければそれで解決という事ではなく、釣りを通し一個の人間として、いかに紳士に、そして真摯に対応すべきかという事が問われているのであり、さらに民主社会を構成する一員としてのモラルが問われた教訓となる出来事であったと考えたい。

ブランドリバー狩野川のアユにとどまることなく、アマゴやサツキマスも伊豆の山野を基とした豊かな自然のシンボルなんだという事を深く認識すると同時に、川は皆のものであり、それぞれ一人一人の釣り人が、お互いの立場を尊重しマナーを守り、川の恵みを等しく享受し合える日が来ることを切に願っているのです。

 

本流クローズ間際、Endoさんの28cmと杉本さんの32cm。

| 日記 | 09:39 | comments(6) | trackbacks(0) |
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