SUSUMU UCHIDA 内田進の世界

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子供の頃『 肥後守 』は三種の神器だった。。。。。

2011.12.06 Tuesday

 子供の頃、「肥後守」を常にポケットに入れていた。山に入って竹を切り釣竿をこしらえ、木をY字型に切ってゴムを結んでパチンコ、竹を削り竹トンボもこしらえた。時として指を切ったりする事もあるのだが、それも必要な経験の一つ。
実は、小生の絵画教室に通って来ている生徒たち全員、最初は大人も子供もナイフで鉛筆を削ることが出来ない!、、、、これは僕にとって驚きだった。なかには一本の鉛筆を全部削ってしまう生徒もいるほどなのだ。しかし、なれると皆上手く削れる様になる。鉛筆を上手く削れなければ、肝心の絵を描くことも出来ない。

長野県のある小学校では毎年、新入生に「肥後守」を送るという。使い方は6年生が教え、鉛筆もそれで削るとの事。刃物を使いこなすことで緊張感をやしない集中力を高めることが出来、同時に人に向けてはならない! という倫理観も育つ、心が成長する、、、と校長は話している。

昔はみんな器用に「道具」を使いこなしたもんさ。そう、ロッドも道具、ネット造りもYさんみたいに上手でなくっちゃねぇ〜、、、。

(讀賣新聞、12月5日号より転載)

| 日記 | 10:28 | comments(7) | trackbacks(1) |

私の母校も入学時の道具一覧に、肥後守ではないですが小刀的な物があり色々やらされました。naお陰で指は何回か切りましたが、鉛筆削りは今でも日課です。
今でも変わらずだったら嬉しいです。

| てぃも山 | 2011/12/06 12:33 PM |

自分の母校でも 肥後守は配られ 竹とんぼを作ったり 鉛筆を削ったりしました
ネット作り…Yさんに少しでも近付けたらと思いながら ガンバってます

| 安曇野の案山子 | 2011/12/06 10:54 PM |

一昨日は電話ありがとう。
私も肥後守は良く使った。小学生の頃、いつもポケットの中にあってポケットはいつの間にか穴が開いてよく肥後守を無くした記憶がある。
小生は左利き。肥後守(両刃)はいいが小刀(片刃)ではなぜ鉛筆がきれいに削れないのかがわからなかった。価格は高いが左きき用の出刃包丁はある。左きき用の小刀はあるのかなァ〜?

| Hige | 2011/12/07 9:54 AM |

ナイフやカッターを使い手先の器用な人が削る鉛筆の先は、美しく綺麗です。さらに鉛筆の硬軟の相違と、髪質の違いからくる抵抗の差と、その感触を理解している人は絵を上手く描く事が出来ます。鉛筆は絵描きにとって「考える道具」です。
これって、ロッドとリールでルアーを飛ばし、どこを、どう釣るかと全く同じかもね、、、。

| 魚絵師 | 2011/12/07 4:47 PM |

訂正・・・髪質→紙質  

| 魚絵師 | 2011/12/07 4:49 PM |

こんにちは。
両刃の肥後守はどんなに磨いでもスパッと切れないので、子どもの頃の遊び道具は鉈と切り出しナイフでした。昭和30年代のど田舎故誰に見咎められる事もなく、随分怪我もしたけどそれ以上に楽しみましたね。

今でも1番大事な道具は切り出しナイフです(爆)。

| goo~ | 2011/12/07 8:35 PM |

goo~ さま
おはようございます。
「釣りゲーム」もバーチャルリアリティーという疑似体験なんだけれども、アナログで遊ぶという体験そのものが、これから先、非常に貴重な分野となり「ビックビジネス」になるんでは、という予感がしています。
現在は夏キャンプに参加するとか、カブトムシを獲りに行くとか、その程度ですが、、、道具を使って何かを造り出す喜び、、、NHKで高校生がロボットを造ってゲームをしていますが、これってインドアーの遊びですね。我々の大好きな野外で何か凄いことが出来るんではないでしょうか!

| 魚絵師 | 2011/12/08 9:22 AM |









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